Bitcoin(BTC)対Monero(XMR)
BitcoinとMoneroを並べて見ます。価格がどう動いたか、中身がどう違うか、そしてそれぞれ何のために作られたコインなのか。
BTCとXMR:中身はどうなっているか
| Bitcoin (BTC) | Monero (XMR) | |
|---|---|---|
| 価格 | $76,449.00 | $493.37 |
| ティッカー | BTC | XMR |
| 種類 | 自前のネットワークのコイン | 自前のネットワークのコイン |
| 公開 | 2009 | 2014 |
| 開発 | Satoshi Nakamoto | — |
| コンセンサス | Proof of Work (SHA-256) | Proof of Work (RandomX) |
| ブロック | ~10分 | ~2分 |
| 発行上限 | 2,100万 BTC | 上限なし |
| プライバシー | 送金は公開 | 常に有効 |
| 流通量 | 2,009万 BTC | 1,881万 XMR |
| 時価総額 | $1.54兆 | $92.81億 |
| 時価総額の順位 | #1 | #14 |
出典:CoinGecko、2026年9月17日 11:54。 この数字の出どころ
どちらがどう動いたか:BTCとXMR
どちらの価格も期間の開始を100に揃えています。チャートが示すのは価格そのものではなく、どちらが大きく上げ下げしたかです。
| 期間 | BTC | XMR |
|---|---|---|
| 1週間 | −2.72% | −2.32% |
| 1か月 | +18.08% | +20.59% |
| 四半期 | +21.07% | +56.98% |
四半期で見ると、日々の値動きの連動は0.43(似た動き)です。
それぞれ何のためのコインか:BTCとXMR
- 長く価値を置いておくためBitcoin
- 匿名性のある支払いMonero
- 支払いと送金Monero
BitcoinとMoneroの仕組み
Bitcoinの仕組み
ネットワークはSHA-256アルゴリズムによるプルーフ・オブ・ワーク(Proof of Work)を採用しています。マイナーは約10分ごとに新しいブロックを追加する権利を競い、新規発行されるコインと手数料を報酬として受け取ります。21万ブロックごと(約4年ごと)にブロック報酬は半減し、2,100万枚の上限に達するまで発行ペースは徐々に落ちていきます。残高は未使用トランザクション出力(UTXO)として管理されています。
Bitcoinの用途
ビットコインは主に長期的な価値の保存手段として保有されており、暗号資産市場の基軸資産でもあります。多くの取引ペア、指数、デリバティブがビットコインを基準に価格付けされています。また、国際送金や、ライトニングネットワーク(Lightning Network)を通じた少額・高速の決済にも使われています。
Moneroの仕組み
すべての取引は、初期設定で詳細が秘匿されます。リング署名は本当の送信者をダミーと混ぜ合わせ、ステルスアドレスは支払いごとに一度きりの宛先を生成し、RingCTは送金額を隠します。マイニングには一般的なCPU向けに設計されたRandomXアルゴリズムが使われ、新しいブロックは約2分ごとに生成されます。主要な発行期間が終わった後も、1ブロックあたり0.6 XMRの小さな恒久的報酬によってマイナーへの報酬が維持されています。
Moneroの用途
モネロは、アドレスを知っている人に残高や取引履歴を見られたくない場合の、プライベートな支払いや資産の保管に使われています。オンチェーンではすべてのコインが同じに見えるため、XMRは完全な代替可能性(ファンジビリティ)を備えています。